1月24日に糖尿病教室を開催しました。今回は「糖尿病と運動療法」というテーマで当院リハビリテーション室理学療法士の河治勇人、山根将弘が講師として実技を交えて講演いたしました。

　まずは血糖がどのように運動で消費されるのかを解説し、運動を継続することでインスリンが効きやすくなり、短期的にも長期的にも血糖値の改善に期待できることを説明いたしました。後半には有酸素運動の時間や強度、筋力トレーニングの強度などを説明し、家の中でもできるスクワットや太ももの前の筋トレ、ストレッチなどの運動を実施、注意点もお伝えしながら行いました。「出来ることから少しずつ身体を動かし、運動を習慣化していくこと」が重要であること、また、何かしながら運動をすることが無理なく続けるコツかもしれないということをお伝えしました。

 「家族が糖尿病なのだけれど、どういう運動が良いのか」などの質問が寄せられました。今回の講演の内容をご家族にも伝えていただき、運動を行なっていただきたいと思います。
　参加された皆さんありがとうございました。今後も糖尿病と運動に関してお役にたてる情報を発信していく予定ですので、次回もぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。また疑問・質問がありましたら、病院スタッフや理学療法士にご相談ください。
（理学療法士 山根）