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2018.03.23 第1回少年野球肘検診 結果報告

 3月11日(日)に、第1回少年野球肘検診を行いました。今回は、あいの里地区の野球チーム18名の選手が対象です。
 検診内容は身長・体重・四肢筋肉量の計測(体組成計)、超音波エコーを用いた肘関節骨軟骨障害の検診、理学療法士による四肢体幹の柔軟性、パフォーマンスチェック、高速度カメラを用いた投球フォームチェックです。検診の後、野球肘に関する簡単な講演と、野球に大切なエクササイズ、ストレッチ方法などの指導を行い、実際に体験していただきました。子どもたちは和気あいあいとした雰囲気で体を動かしていました。

○検診結果

検診参加数 18名(7歳から11歳の選手)
肘関節エコー検診
 内側障害・・・分離・文節0名 突出4名
 外側障害・・・離断性骨軟骨炎0名
検診の結果、2点明らかな特徴が見つかりました。

身体的特徴(しゃがみ動作)


胸の前でしゃがめる
  • しゃがめない 7名
  • 手が後ろ   5名
  • 手を前にのばす 1名
  • 胸の前   5名

きちんとしゃがみ込みが出来ない子供が3分の1いました。

投球フォームの特徴(肘下がり)

  • 下がっていない 7名
  • 下がっている  5名

両肩のラインより肘が下がっている

両肩のラインより肘が上がっている

 今回の検診の結果、しゃがめない子が多く見られました。足首が固いと投球障害を招きケガを引き起こしやすいため、足関節のストレッチは重要です。
 また、半数の子どもに肘下がりが認められ、肩と首への負担が予測されました。投球フォームの解析では、骨盤の前傾が出ていない、手が下を向いていない子どもが多くいました。骨盤の前傾やボール側の手を下に向けることを練習の時から意識すると、投球フォームの改善にもつながると思います。
 パフォーマンステストから腕立て伏せ、スクワットがうまくできない子が多く見られました。自分の体重を支え、体をコントロールすることは重要なので、無理のかからない範囲で、上肢と下肢の筋力エクササイズを行ってゆくことが大切です。


 今回の検診には選手・指導者に加え、保護者の方にも興味・関心を持って参加していただきました。
 「勉強になった」、「詳しく調べてもらえてよかった」、「来年度も開催してもらえるとうれしい」など、大変励みになるお言葉も寄せられました。
 参加いただいた選手の皆さん、検診お疲れさまでした。そして、参加いただいた指導者・保護者の皆さんにお礼を申し上げます。今後、より有意義な検診となるよう努力してまいりたいと思います。

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