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高次脳機能障害(もの忘れ)外来

診療スタッフ
医師/中川 賀嗣

 高次脳機能障害とは、脳の病気による言語・認知・行為・記憶・思考・感情などの障害のことです。もの忘れに代表されるような、認知症による諸症状も含まれます。これらの障害の診断と治療のための外来です。週2回完全予約制ですので、必ず事前にお問い合わせください。

  • 必ずご家族の方と一緒に受診してください。
  • 可能な限り、かかりつけの医師からの診療情報提供書をご用意ください。
  • 定期的に飲んでいるお薬がある方は、薬を持参するか、お薬手帳をお持ちください。
  • 相談担当者が概要をお伺いし、予約をお取りしますので、まずはお電話ください。

高次脳機能障害について

高次脳機能障害の原因は、血管障害、神経細胞の減少する疾患(変性疾患)、外傷、中毒、脳炎等、大脳にダメージを与える疾患全てです。以下のような障害(症状)があります。

失語 :言葉を理解できない、うまく話せない
失行 :左右の手が意思通りに動かない。
失認 :目が悪いわけではないのに、見たものが何かわからない、
 耳が聞こえにくわけではないのに聞いた音がわからない
空間認知障害 :左空間、あるいは右空間への注意がおろそかになって、
 半側の空間にあるものについて気付きにくい
健忘 :見聞きしたこと、作業したことを忘れる
知識の喪失
(意味記憶の障害)
:ものごとの知識を忘れる
遂行機能障害 :複数の作業からなる一連のまとまった行動がうまくできない
 (例:銀行でお金をおろす、料理をするなど)
人格変化 :人柄が変わってしまう

ご予約、お問い合わせはこちら

TEL. 011-778-7575 (代表)

担当医師

中川 賀嗣中川 賀嗣

医師中川 賀嗣(なかがわ よしつぐ)

所属学会・資格
精神保健指定医
公益社団法人日本老年精神医学会専門医
公益社団法人日本精神神経学会専門医
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