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11月27日(月)「糖尿病とフットケア」をテーマに、今年度3回目の糖尿病教室を開催いたしました。
普段じっくり見る機会の少ない“足”についてのお話です。
足は神経障害や血流障害が起こりやすい部位です。また目に触れにくいことから、治療が遅れがちで重症化しやすいと言われています。
さらに糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、神経障害のほかに動脈硬化などによる血流障害が起こりやすく、また細菌や真菌(水虫)などの感染に対する抵抗力が低下します。そのため、糖尿病の人は特に予防と早めの発見が大切です。
そこで、なぜ足の手入れが必要なのか、足の手入れを怠るとどうなるのか、足を守るための日常生活の注意点、注意したい足の病気、予防のポイント、足の観察、冬のフットケアなどについて糖尿病療養士よりお話しました。
爪の切り方などは、普段フットケア外来で使っている器具を紹介しながらお話しました。
最後に当院で行っている「フットケア外来」について、足浴の様子やたこを削っているところ、爪をニッパー型爪切りでカットしているところ、やすりで爪を削っているところをスライドで紹介しました。
お話の後、「足の爪を見てほしい」「爪の切り方がいいのか見てほしい」などの相談もあり、フットケア外来の予約を希望された方もいらっしゃいました。
11月としては異例の寒さの中、ご参加くださった皆さんありがとうございました。
いつも一緒に人生を歩んでくれる私たちの足、あなた自身で守りましょう
1月には第4回糖尿病教室「血糖値と運動~冬でもできる運動特集~」の開催を予定していますので、多くの皆さんのご参加をおまちしています。
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