2018.12.25
地域連携室企画小学生向け「1日歯医者さん」を開催しました
1月8日(火)、冬休み恒例地域連携室企画「1日歯医者さん」が開催され、小学1~3年生の9名が職業体験に参加しました。
川上副病院長の合図で子ども用白衣に着替えると、まずは歯科技工士と歯型を取るアルジネート印象材で自分の指の型取りを行ない、臨床検査技師と口腔内の細菌を顕微鏡で観察しました。
齊藤小児歯科医長に教わりながら、3人一組で患者と歯医者役になり、歯科ユニットで互いのブラッシングや人工歯を削り治療用のプラスチックを詰めるむし歯の治療体験をしました。歯科医師や歯科衛生士と機器を動かしてみると次々に「できた」と子どもたちに笑顔がみられ、「初めてなのに上手だね」と先生も感心する出来栄えでした。
リハビリテーション室や放射線部など病院探検をした後、北市病院長から一人一人に修了証が手渡されると、子どもたちからは「楽しかった」「歯医者さんかっこいい」「石膏の指の模型、本物みたいですごい」「顕微鏡が面白かった」などの感想が聞かれました。
2005年の開院以来、開催は14回目となり、体験参加者が大学生になる年齢に届いています。当院での職業体験が、子どもたちの「もっと知りたい」好奇心をかきたて、職業の選択肢の一つになれば、こんなうれしいことはありません。
(医療ソーシャルワーカー 吉野)
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