研究情報開示 研究情報開示

研究情報開示

研究課題名
歯科及び口腔外科受診患者における肝炎ウイルス感染及び肝機能異常の頻度を検討する研究
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター 講師
研究責任者(職名)
河野 豊(講師)
研究機関
病院長承認日(2018年9月4日)から2020年3月31日まで
研究目的と意義

B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気です。これらの肝炎ウイルスに長い間感染していると重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。現在わが国では110-140万人のB型肝炎感染患者と,190-230万人のC型肝炎感染患者がいると推定されていますが,これらの肝炎ウイルスに感染していても自覚症状がほとんどないため,知らない間に病気が進行したり他人にうつしてしまったりします。これらの肝炎ウイルスの治療は以前は重い副作用のある注射が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり,進行を遅らせることができるようになりました。

B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎にかかっていても自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか診断することができません。近年無料検査による検診が行なわれていますが,低い認知度などの理由により十分に普及していないのが現状であります。

また我が国でも患者さんが増加傾向にある脂肪肝は,B型肝炎とC型肝炎同様自覚症状に乏しく血液検査で肝機能異常を認めますが,進行すれば肝硬変や肝臓癌になってしまいます。最近,歯周病を起こす細菌が脂肪肝を引き起こすことが発見され,歯の病気と密接な関係があることも分かってきました。

そこで本研究では,当院の歯科及び口腔外科に受診された患者さんの中で,肝炎ウイルス検査や肝機能検査に関する血液検査を行われた患者さんの肝炎ウイルス陽性率や肝機能異常の陽性率を調査・解析します。これらを調査・解析することによって肝炎ウイルス患者さんや肝機能異のある歯科口腔外科患者さんが当院に安心して治療を受けられるようなシステムの開発に役立つ可能性があります。

研究内容

● 対象となる患者さん
平成26年(2014年)1月1日から病院長承認日の2019年3月31日までの間に北海道医療大学病院歯科及び口腔外科に受診し,肝炎ウイルス検査及び肝機能検査に関する血液検査を施行された患者さんを対象にしています。

● 利用する情報
診断名,年齢,性別,身体所見,検査結果(血液検査,画像検査)などを診療記録(カルテ)から調べます。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

● 研究方法
血液検査を施行された全ての患者さんの中で,B型肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性あるいはC型肝炎ウイルス(HCV抗体)陽性あるいは肝機能(AST, ALT)異常が高値だった患者さんの割合を算出し,各年毎での推移を検討します。平成26年(2014年)1月1日から病院長承認日の2018年9月4日までの間に北海道医療大学病院歯科及び口腔外科に受診し,肝炎ウイルス検査及び肝機能検査に関する血液検査を施行された患者さんの中で,診療記録を提供したくない方は,下記までご連絡ください。

問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
文書ダウンロード
第 2019_001 号 臨床研究(PDF)
研究課題名
職業感染防止対策におけるウイルス性肝炎感染の状況及びB型肝炎ワクチンの重要性を検討する前向き・後ろ向き研究
倫理委員会受付番号
第2019_005号
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター 講師
研究責任者(職名)
河野 豊(講師)
研究機関
病院長承認日(2019年4月23日)から2021年3月31日まで
研究目的と意義

B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気で、現在わが国では約130万人のB型肝炎感染患者と,約200万人のC型肝炎感染患者がいると推定されています。これらの肝炎ウイルスに長期間感染すると、重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。以前は重い副作用のある注射の治療が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり進行を遅らせることができるようになりました。

B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎に感染している患者の大半は自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか感染しているかどうかを診断することができません。特に医療従事者は患者の血液や唾液などの体液に接触する機会が多く、患者自身が肝炎ウイルスに感染していることを知らない場合があります。 B型肝炎ウイルスに対しては医療従事者へのワクチン接種により感染をほぼ防御することができますが、C型肝炎ウイルスに対するワクチンは現状まだ開発中の段階です。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種しても、経年的に抗体価が減弱したり、抗体が産生されない場合もあるため、定期的なB型肝炎マーカーを測定してモニタリングをすることが重要になっています。

当院では以前より入職時または職業感染防止対策として年1回の5月頃に当院職員の感染症の罹患歴、予防接種歴の問診、及びB型肝炎及びC型肝炎ウイルスのウイルスマーカーや肝機能検査を行っております。

そこで本研究では,これらの問診や血液検査の結果をもとにB型肝炎及びC型肝炎の感染率やB型肝炎ウイルスワクチンの接種状況ならびに肝機能障害の頻度を調査します。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種した後の経時的な抗体価のモニタリングや、B型肝炎ウイルスワクチンを希望されない職員に対してその理由をヒアリングすることによってワクチン接種に対する抵抗感を明らかにします。これらの調査をすることによって、職業感染防止対策としてのB型肝炎及びC型肝炎の効果的なモニタリングの方法を考案したり、B型肝炎ウイルスワクチンの接種率向上による院内感染防止の向上が見込まれます。

研究内容

● 対象となる方
2016年4月1日から病院長承認日までの間に北海道医療大学病院の職員検診または入職時の血液検査で肝炎検査および肝機能検査が行われた職員を対象にしています。

● 利用する情報
診断名,年齢,性別,身体所見,検査結果(血液検査,画像検査)などを診療記録(カルテ)から調べます。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,対象となる方を特定できる情報は一切含まれません。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

● 研究方法
肝炎および肝機能に関する血液検査を施行された対象者の中で,B型肝炎ウイルス(HBs抗原陽性またはHBs抗体陽性)、C型肝炎ウイルス(HCV抗体陽性)、あるいは肝機能(AST, ALT)異常だった対象者の割合を算出し,各年毎での推移を検討します。またB型肝炎ワクチン接種後のHBs抗体の経時的な推移を調査します。さらにB型肝炎ワクチン接種を希望しない対象者、または過去にB型肝炎ワクチン接種したがHBs抗体が陽性にならない対象者にB型肝炎ワクチンに関するヒアリングを行います。2016年4月1日から病院長承認日までの間に北海道医療大学病院の職員検診または入職時の血液検査で肝炎検査および肝機能検査が行われた職員の中で,診療記録を提供したくない方は,下記までご連絡ください。

問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
FAX:011-(778)-7985
文書ダウンロード
第 2019_005号 臨床研究(PDF)
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