研究情報開示 研究情報開示

研究情報開示

研究課題名
職業感染防止対策におけるウイルス性肝炎感染の状況及びB型肝炎ワクチンの重要性を検討する前向き・後ろ向き研究
倫理委員会受付番号
第2019_005号
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター 講師
研究責任者(職名)
河野 豊(講師)
研究期間
病院長承認日(2019年4月23日)から2021年3月31日まで
研究目的と意義

B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気で、現在わが国では約130万人のB型肝炎感染患者と,約200万人のC型肝炎感染患者がいると推定されています。これらの肝炎ウイルスに長期間感染すると、重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。以前は重い副作用のある注射の治療が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり進行を遅らせることができるようになりました。

B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎に感染している患者の大半は自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか感染しているかどうかを診断することができません。特に医療従事者は患者の血液や唾液などの体液に接触する機会が多く、患者自身が肝炎ウイルスに感染していることを知らない場合があります。 B型肝炎ウイルスに対しては医療従事者へのワクチン接種により感染をほぼ防御することができますが、C型肝炎ウイルスに対するワクチンは現状まだ開発中の段階です。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種しても、経年的に抗体価が減弱したり、抗体が産生されない場合もあるため、定期的なB型肝炎マーカーを測定してモニタリングをすることが重要になっています。

当院では以前より入職時または職業感染防止対策として年1回の5月頃に当院職員の感染症の罹患歴、予防接種歴の問診、及びB型肝炎及びC型肝炎ウイルスのウイルスマーカーや肝機能検査を行っております。

そこで本研究では,これらの問診や血液検査の結果をもとにB型肝炎及びC型肝炎の感染率やB型肝炎ウイルスワクチンの接種状況ならびに肝機能障害の頻度を調査します。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種した後の経時的な抗体価のモニタリングや、B型肝炎ウイルスワクチンを希望されない職員に対してその理由をヒアリングすることによってワクチン接種に対する抵抗感を明らかにします。これらの調査をすることによって、職業感染防止対策としてのB型肝炎及びC型肝炎の効果的なモニタリングの方法を考案したり、B型肝炎ウイルスワクチンの接種率向上による院内感染防止の向上が見込まれます。

研究内容

● 対象となる方
2016年4月1日から病院長承認日までの間に北海道医療大学病院の職員検診または入職時の血液検査で肝炎検査および肝機能検査が行われた職員を対象にしています。

● 利用する情報
診断名,年齢,性別,身体所見,検査結果(血液検査,画像検査)などを診療記録(カルテ)から調べます。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,対象となる方を特定できる情報は一切含まれません。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

● 研究方法
肝炎および肝機能に関する血液検査を施行された対象者の中で,B型肝炎ウイルス(HBs抗原陽性またはHBs抗体陽性)、C型肝炎ウイルス(HCV抗体陽性)、あるいは肝機能(AST, ALT)異常だった対象者の割合を算出し,各年毎での推移を検討します。またB型肝炎ワクチン接種後のHBs抗体の経時的な推移を調査します。さらにB型肝炎ワクチン接種を希望しない対象者、または過去にB型肝炎ワクチン接種したがHBs抗体が陽性にならない対象者にB型肝炎ワクチンに関するヒアリングを行います。2016年4月1日から病院長承認日までの間に北海道医療大学病院の職員検診または入職時の血液検査で肝炎検査および肝機能検査が行われた職員の中で,診療記録を提供したくない方は,下記までご連絡ください。

問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
FAX:011-(778)-7985
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第 2019_005号 臨床研究(PDF)
研究課題名
ヒト型ロボット「Pepper」を活用した歯科口腔外科領域における肝疾患啓発の効果を検証する臨床研究
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター 講師
研究責任者(職名)
河野 豊(講師)
研究期間
病院長承認日から2020年3月31日まで
研究目的と意義

B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気です。これらの肝炎ウイルスに長い間感染していると重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。現在わが国では110-140万人のB型肝炎感染患者と,190-230万人のC型肝炎感染患者がいると推定されていますが,これらの肝炎ウイルスに感染していても自覚症状がほとんどないため,知らない間に病気が進行したり他人にうつしてしまったりします。これらの肝炎ウイルスの治療は以前は重い副作用のある注射が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり,進行を遅らせることができるようになりました。

B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎にかかっていても自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか診断することができません。近年無料検査などによる検診が行なわれていますが,低い認知度などの理由により十分に普及していないのが現状であります。さらに我が国でも患者さんが増加傾向にある脂肪肝は,B型肝炎とC型肝炎同様自覚症状に乏しく血液検査で肝機能異常を認めますが,進行すれば肝硬変や肝臓癌になってしまいます。最近,歯周病を起こす細菌が脂肪肝を引き起こすことが発見され,歯の病気と密接な関係があることも分かってきました。

そこで本研究では,当院の歯科及び口腔外科に受診された患者さんが,ヒト型ロボット「Pepper」に触れていただきます。「Pepper」は肝炎に関する説明などを行い、その後肝炎ウイルス検査を行うかどうかの希望を聞かれ、さらに最後にアンケート調査を行います。これらを調査・解析することによって、1)歯科及び口腔外科受診患者における肝炎ウイルス陽性率や肝機能障害の陽性率、2)「Pepper」による肝炎検査の推奨および受検の効果、3)肝炎検査の低い受検率の理由、等を明らかにすることができ、今後肝炎ウイルス患者さんや肝機能異常のある歯科口腔外科患者さんが当院に安心して治療を受けられるようなシステムの開発に役立つ可能性があります。また、厚生労働省が作成した肝炎を推奨するポスターを貼った期間での肝炎検査の受検数と比較することによって、「Pepper」による肝炎検査の受検が有効かどうかを統計学的に検証します。

研究内容

● 対象となる方
病院長承認日から令和元年(2019年)11月30日からまでの間に北海道医療大学病院歯科及び口腔外科に受診し,「Pepper」に触れた患者さんと、肝炎検査を推奨するポスターにより肝炎検査を受けた患者さんを対象にしています。

● 利用する情報
研究上必要な場合に、診断名,年齢,性別,身体所見,検査結果(血液検査,画像検査)などを診療記録(カルテ)から調べます。またアンケート調査により得られた結果を情報として扱います。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

● 研究方法
歯科および口腔外科受診患者さんが、当院に設置された「Pepper」に触れていただきます。研究に関する同意をいただいてから、肝炎に関するコンテンツを操作し、肝炎検査の対象に該当する場合は、当日から検査が可能なクーポンを受け取ります。クーポンを病院受付事務に持っていいだたき、検査を受けていただく場合は、「Pepper」に関するアンケート調査を引き続き行っていただきます。一方、厚生労働省が作成した肝炎を推奨するポスターを見て肝炎検査を受ける場合は、病院受付事務で検査の手続きの他にこの研究に関する同意説明文書に記載していただきます。両方法で肝炎検査を受けた患者さんの中で,B型肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性あるいはC型肝炎ウイルス(HCV抗体)陽性だった患者さんの割合を調べます。また「Pepper」による肝炎検査を受検した患者さんからのアンケート調査により、「Pepper」の印象や問題点等を抽出して、コンテンツの更なる改善点を見つけ出します。
「Pepper」内の選択肢で研究に「同意する」を選んだ後に研究への参加を希望されない方、あるいはポスターを見てこの研究に関する同意説明文書に「同意する」を選んだ後に研究への参加を希望されない方は、いずれも下記までご連絡ください。

問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
FAX:011-(778)-7985
研究課題名
アジア系アメリカ人および多人種における肝疾患の疫学、自然経過および臨床転帰
倫理委員会受付番号
第2019_027号
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター
研究責任者(職名)
医師 河野 豊(准教授)
研究期間
病院長承認日(2020年1月14日)から2021年12月31日まで
研究目的と意義

B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気です。これらの肝炎ウイルスに長い間感染していると重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。現在わが国では110-140万人のB型肝炎感染患者と,190-230万人のC型肝炎感染患者がいると推定されていますが,これらの肝炎ウイルスに感染していても自覚症状がほとんどないため,知らない間に病気が進行したり他人にうつしてしまったりします。

C型肝炎ウイルスには8種類の異なるタイプが存在しますが、国や地域によって流行しているタイプが違うために、ウイルスに効果のある薬物を開発する場合に大きな支障となることがあります。しかし実際にどのタイプがどれだけ流行しており、治療の反応に違いがあるのかを調査している研究は今までありません。さらにB型肝炎についても地域によって感染状況に差がありますが、今まで大規模な疫学研究はほとんどありません。

そこで本研究はアメリカ・台湾・韓国・中国・香港・タイ・ニュージーランドと日本の各国における、ウイルス性肝炎の治療の成績や、C型肝炎の遺伝子のタイプ、肝細胞がんの発症率などを調べて、これらの結果を非アジア人と比較するものです。これらを調査・解析することによって、ウイルス性肝疾患の人種間での治療成績の差の原因が明らかとなり、より効果的な薬物の開発研究に役立つことが予想されます。またC型肝炎の遺伝子のタイプ別の治療効果を詳細に調査することによって、今後遺伝子のタイプごとに個別化医療を提供できる可能性もあります。

研究内容

● 対象となる患者さん
1990年(平成2年)1月1日以降に北海道医療大学病院に受診され、肝疾患または肝細胞がんと診断された18歳以上の患者さんを対象にしています。

● 利用する情報
診断名、年齢、性別、人種、身体所見(身長・体重),社会状況(婚姻状況など)、保険・経済状況(支払い、保険情報、労災情報、医療費補助、入院費用、収入など)、検査結果(血液検査,画像検査、病理診断),治療状況(治療歴、入院歴、薬物の処方状況、生死について、移植などなどを診療記録(カルテ)から調べます。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。またこれらの情報は、個人が特定されないように匿名化を行ってから、研究責任者の所属する施設(スタンフォード大学)に提供します。
本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

● 研究方法
対象となる患者さんの診療記録(カルテ)を調査します。必要な情報のみを取り出し、個人が特定されないような処理を行ってから、研究責任者の所属する施設(スタンフォード大学)に提供します。

問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
FAX:011-(778)-7985
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第 2019_027号 臨床研究(PDF)
研究課題名
「腎機能に関わる臨床検査値を活用した歯科外来処方における
医薬品適正使用推進に関する研究」に対するご協力のお願い
倫理委員会受付番号
第2020_002号
所属(診療科等)
北海道医療大学 薬学部実務薬学講座
研究責任者(職名)
岩尾 一生(講師)
1.研究について
本調査研究は過去に遡って診療情報を調査する研究です。
2.この研究の意義と目的
北海道医療大学病院・内科において血液検査された腎機能の臨床検査値を参考に、歯科における腎機能低下患者さまへの薬の処方方法のうち、臨床検査値の活用方法について検証することを目的としています。
3.研究の方法
2019年4月1日から2019年9月30日までの6ヶ月間に、北海道医療大学病院・歯科外来でお薬を処方された18歳以上の患者さまを対象に、診療情報(年齢、性別、処方薬剤の種類・使用量・使用日数、臨床検査値の血清クレアチニン・eGFR)を医療情報システムから調査し、解析結果をまとめます。
4.予想される利益と不利益
既に診療の際に記録されているデータをもとにするものであり、調査対象の患者さまに特段の不利益や直接の利益は生じません。
5.ご協力をお願いすること
患者さまの診療情報(年齢、性別、処方薬剤の種類・使用量・使用日数、臨床検査値の血清クレアチニン・eGFR)を医療情報システムから調査させていただきます。
6.研究実施予定期間と参加予定者数
研究実施予定期間は、病院長承認日(2020年4月21日)から2021年3月31日までとなります。
参加予定者数は800名です。
7.研究への参加とその撤回について
3の「研究の方法」に記載されている期間中に北海道医療大学病院・歯科外来でお薬を処方された18歳以上の患者さまが参加対象となります。患者さま自身による研究への参加手続きは不要です。
こちらの掲示をみて、診療情報データの利用について同意されない場合には、下記の研究担当者までご連絡ください。なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合には撤回できないこともありますのでご承知おきください。
8.研究への参加を中止する場合について
7の「研究への参加とその撤回について」と同様に、下記の研究担当者までご連絡ください。
9.この研究に関する情報の提供について
研究の成果を学会や学術論文等で発表することがあります。
また、新たな臨床研究の資料とすることがあります。
10.個人情報の取扱いについて
「カルテ番号、生年月日、氏名、住所、電話番号、それらの組み合わせ」等の個人を識別できるような情報は完全に保護され、公表されることはありません。
11.健康被害が発生した場合の補償について
過去の診療情報を使用するため、健康被害が発生することはなく、本研究では該当しません。
12.費用負担、研究資金などについて
患者さまが費用をご負担されることはございません。
本研究は、北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)の研究費にて実施します。
13.知的財産権の帰属について
知的財産権は、北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)に帰属します。
14.研究組織
北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)
15. 研究担当者と連絡先
北海道医療大学病院 薬剤部 担当:岩尾 一生(薬剤師)
電話番号:011-778-7575(代表)
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第 2020_002号 臨床研究(PDF)
研究課題名
歯科医療における抗菌薬使用動向と薬剤耐性対策の現状と課題」研究に対するご協力のお願い
倫理委員会受付番号
第2020_003号
所属(診療科等)
北海道医療大学 薬学部実務薬学講座
研究責任者(職名)
岩尾 一生(講師)
1.研究について
本調査研究は過去に遡って診療情報を調査する研究です。
全国の私立歯科大学附属の15病院・3診療所の薬剤部門における、多施設による共同研究です
2.この研究の意義と目的
歯科大学病院の薬剤耐性対策の現状と抗菌薬使用動向を調査することで、有効な薬剤耐性対策を明らかにし、歯科医療における抗菌薬適正使用に寄与することを目的としています。
3.研究の方法
2019年10月1日から2019年10月31日までの1ヶ月間、北海道医療大学病院に通院または入院した患者さまのうち、歯科より抗菌薬の処方を受けた方の診療情報(カルテに記載されている抗菌薬の種類、使用量、使用日数)を調査し、解析結果をまとめます。
4.予想される利益と不利益
既に診療の際に記録されているデータをもとにするものであり、調査対象の患者さまに特段の不利益や直接の利益は生じません。
5.ご協力をお願いすること
患者さまの診療情報(抗菌薬の種類・使用量・使用日数、処方箋枚数)を医療情報システムから調査させていただきます。患者さまの診療情報(抗菌薬の種類・使用量・使用日数、処方箋枚数)を医療情報システムから調査させていただきます。
6.研究実施予定期間と参加予定者数
研究実施予定期間は、病院長承認日(2020年4月21日)から2020年3月31日までとなります。
参加予定者数は1病院(または診療所)あたり1,000名です。
7.研究への参加とその撤回について
こちらの掲示をみて、診療情報データの利用について同意されない場合には、下記の研究担当者までご連絡ください。
なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合やデータが研究代表施設へ集約されて特定できない場合等、撤回できないこともありますのでご承知おきください。
8.研究への参加を中止する場合について
こちらの掲示をみて、診療情報データの利用について同意されない場合には、下記の研究担当者までご連絡ください。
なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合やデータが研究代表施設へ集約されて特定できない場合等、撤回できないこともありますのでご承知おきください。
9.この研究に関する情報の提供について
研究の成果を学会や学術論文等で発表することがあります。
また、新たな臨床研究の資料とすることがあります。
10.個人情報の取扱いについて
「カルテ番号、生年月日、氏名、住所、電話番号、それらの組み合わせ」等の個人を識別できるような情報は完全に保護され、公表されることはありません。
11.健康被害が発生した場合の補償について
過去の診療情報を使用するため、健康被害が発生することはなく、本研究では該当しません。
12.費用負担、研究資金などについて
患者さまが費用をご負担されることはございません。 本研究は、全国私立歯科大学附属病院薬剤部長会会員施設の既存設備により実施するため、研究資金はございません。
13.知的財産権の帰属について
知的財産権は、全国私立歯科大学附属病院薬剤部長会に帰属します。
14.研究組織
全国私立歯科大学附属病院薬剤部長会会員施設:
神奈川歯科大学附属病院(研究代表施設)、日本歯科大学新潟病院、北海道医療大学病院、岩手医科大学附属病院歯科医療センター、奥羽大学歯学部付属病院、日本大学松戸歯学部付属病院、明海大学歯学部付属明海大学病院、日本歯科大学附属病院、東京歯科大学水道橋病院、東京歯科大学千葉歯科医療センター、昭和大学歯科病院、鶴見大学附属病院、松本歯科大学病院、愛知学院大学歯学部附属病院、朝日大学医科歯科医療センター、大阪歯科大学附属病院、福岡歯科大学医科歯科総合病院、神奈川歯科大学附属横浜クリニック
15. 研究担当者と連絡先
北海道医療大学病院 薬剤部 担当:岩尾 一生(薬剤師)
電話番号:011-778-7575(代表)
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第 2020_003号 臨床研究(PDF)
研究課題名
北海道小児期発症1型糖尿病児の長期予後に関する研究
倫理委員会受付番号
第2020_021号
所属(診療科等)
北海道医療大学 歯学部 生体機能・病態学系 内科学分野
研究責任者(職名)
高橋 伸彦(教授)
研究期間
病院長承認日(2021年2月1日から2023年6月30日)
研究の目的
北海道内において15歳未満で発症した1型糖尿病小児の長期予後に関する調査を行い、その実体を解明することで小児期発症1型糖尿病患者さんの合併症の発症予防につなげることを目的とします。
研究の意義
小児期発症1型糖尿病患者さんは長い闘病生活のため合併症発症のリスクが高まります。そのため、合併症発症の実態を解明し、適切なタイミングで必要な対応を施すことが望まれます。昨今、インスリン療法を含めた糖尿病治療はたゆみない進歩を続けており、1型糖尿病小児の長期予後は改善されつつあると期待されますが、その実体は明らかにされてはいません。そこで調査が必要ですが、今から始めても長期の年数が必要となり、現在の患者さんにその結果を還元することはできません。
 一方、本研究の代表責任者である松浦信夫医師は1973年より北海道における糖尿病小児サマーキャンプの参加者を対象に15歳未満で発症した症例の疫学調査を始め、分析を続けています。
 そこで松浦医師が以前にまとめた患者さんの今、現在の状況を全道規模で調査することになりました。そうすることで、最低でも22年以上の病歴を持つ患者さんの情報が集積され、その成果は現在治療を受けている1型糖尿病患者の合併症対策に活かすことができる様になると期待されます。
研究内容
・対象となる方
 1959年から1996年の間、小児期に北海道内で1型糖尿病を発症した527例(本研究の代表者である松浦信夫医師が1997年の時点で臨床情報をまとめた症例)のうち、北海道医療大学病院 内科外来に現在、通院中あるいは過去に通院していた患者さん。

・利用する情報
 身体所見、血糖値やHbA1c、現在の治療内容、自己血糖測定の有無、合併症の状況などを診療記録(カルテ)から調べます。なお、情報のやり取りにおいては、氏名や生年月日などの個人情報は削除し、お一人お一人に研究特有の番号を割り当てることによって、個人が識別されることのない処理を施します。また、本研究の結果を学会や論文で発表する際には、対象となる方を特定できる情報は一切含まれません。本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

・研究方法
 松浦医師が厳重に保管している名簿のうち、現在当院に通院している患者さん、あるいは過去に通院していた患者さんを抽出します。該当患者さんがいらした場合、診療記録(カルテ)から、上記の情報を調査票に転記させていただきます。調査においては個人が特定されないような処理を行い、当院の調査結果は研究責任者の所属する施設(市立美唄病院小児科 松浦信夫医師)に提供します。
 この研究は全道の主だった糖尿病診療施設で実施されますが、松浦医師は全道各地より集まったデータをもとに小児期発症1型糖尿病患者さんの長期予後の実体を明らかにします。
予想される利益と不利益
既に診療の際に記録されているデータをもとにするものであり、調査対象の患者さまに特段の不利益や直接の利益は生じません。
研究への参加とその撤回について
こちらの掲示をご覧いただき、診療情報データの利用について同意されない場合には、下記の研究担当者までご連絡ください。なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合には撤回できないこともございますのでご承知おきください。
問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
〒061-0293 石狩郡当別町金沢1757
北海道医療大学 歯学部 生体機能・病態学系 内科学分野
教授 高橋 伸彦
電話番号:0133-23-1211、FAX:0133-23-1534
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第 2020_021号 臨床研究(PDF)
研究課題名
肝臓病の病気管理サイトによるQOL(キューオーエル)値を明らかにする患者さんとご家族のための研究
倫理委員会受付番号
第2020_025号
所属(診療科等)
北海道医療大学 予防医療科学センター
研究責任者(職名)
河野 豊(准教授)
研究期間
病院長承認日(2021年3月16日から2030年3月31日)
研究の目的と意義
 B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気です。これらの肝炎ウイルスに長い間感染していると重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。現在わが国では110-140万人のB型肝炎感染患者と,190-230万人のC型肝炎感染患者がいると推定されていますが,これらの肝炎ウイルスに感染していても自覚症状がほとんどないため,知らない間に病気が進行したり他人にうつしてしまったりします。これらの肝炎ウイルスの治療は以前は重い副作用のある注射が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり,進行を遅らせることができるようになりました。一方、近年の食事の欧米化に伴い、生活習慣病や肥満に伴う脂肪肝患者の増加や、多量飲酒によるアルコール性肝炎は依然として社会的な問題にもなってます。
 この研究では肝疾患を持っている患者さんのアンケート調査を行うことを目的としております。アンケートは生活状況や生活の質(クオリティーオブライフ;QOLと呼ばれます)を定期的に調査するというものですが、本研究ではスマホやパソコンを使用したインターネットで回答していただきます。本研究結果により、患者さんの医療に対する満足度の向上や、より質の高い医療を提供できる可能性があります。
 なお、本研究は札幌医科大学付属病院との共同研究で行われます。
研究内容
・対象となる方
 病院長承認日から令和12年(2030年)3月31日までの間に北海道医療大学病院に肝疾患で通院中で、研究参加についてご本人あるいは家族が同意しており、かつアンケート調査の回答が出来る患者さんを対象にしています。

・利用する情報
 診断名、年齢、性別、身体所見(身長・体重),検査結果(血液検査,画像検査、病理診断),治療状況(治療歴、入院歴、薬物の処方状況、生死について、移植などなどを診療記録(カルテ)から調べます。またアンケート調査により得られた結果を情報として扱います。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。またこれらの情報は、個人が特定されないように匿名化を行ってから、研究責任者の所属する施設(札幌医科大学)に提供します。
 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

・研究方法
 肝疾患で通院中の患者さんに、スマホ・パソコンを使用してインターネットで回答していただきます。アンケートの内容は生活状況や生活の質(QOL)を回答してもらい、登録時・登録後3か月・6か月・1年(以降6か月毎)でお答えいただきます。
問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 予防医療科学センター/ 消化器内科
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:平日 011-(778)-7958 (教室)
   休日・時間外 011-(778)-7575(代表)
FAX:011-(778)-7985
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第 2020_025号 臨床研究(PDF)
研究課題名
「高マグネシウム血症の回避を目的とした酸化マグネシウム製剤の適正使用に関する基礎的研究」に対するご協力のお願い
倫理委員会受付番号
第2022_001号
所属(診療科等)
北海道医療大学 薬学部実務薬学講座
研究責任者(職名)
岩尾 一生(講師)
1.研究について
本調査研究は過去に遡って診療情報を調査する研究です。
2.この研究の意義と目的
北海道医療大学病院において酸化マグネシウム製剤名を処方する際の血液中のマグネシウムやクレアチニン量の活用方法について検証することを目的としています。
3.研究の方法
2020年2月1日から2021年2月28日までの13ヶ月間に、北海道医療大学病院・外来で酸化マグネシウム製剤を処方された患者さんを対象に、診療情報(年齢、性別、酸化マグネシウム製剤名・処方量、臨床検査値の血清マグネシウムや血清クレアチニン値)を医療情報システムから調査し、解析結果をまとめます。
4.予想される利益と不利益
既に診療の際に記録されているデータをもとにするものであり、調査対象の患者さんに特段の不利益や直接の利益は生じません。
5.ご協力をお願いすること
患者さんの診療情報(酸化マグネシウム製剤名・処方量、臨床検査値の血清マグネシウム値)を医療情報システムから調査させていただきます。
6.研究実施予定期間と参加予定者数
研究実施予定期間は、2022年4月5日から2023年3月31日までとなります。 参加予定者数は320名です。
7.研究への参加とその撤回について
3の「研究の方法」に記載されている期間中に北海道医療大学病院・外来で酸化マグネシウム製剤を処方された患者さんが参加対象となります。患者さん自身による研究への参加手続きは不要です。
こちらの掲示をみて、診療情報データの利用について同意されない場合には、下記の研究担当者までご連絡ください。なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合には撤回できないこともありますのでご承知おきください。
8.研究への参加を中止する場合について
7の「研究への参加とその撤回について」と同様に、下記の研究担当者までご連絡ください
9.この研究に関する情報の提供について
研究の成果を学会や学術論文等で発表することがあります。
また、新たな臨床研究の資料とすることがあります。
10.個人情報の取扱いについて
「カルテ番号、生年月日、氏名、住所、電話番号、それらの組み合わせ」等の個人を識別できるような情報は完全に保護され、公表されることはありません。
11.健康被害が発生した場合の補償について
過去の診療情報を使用するため、健康被害が発生することはなく、本研究では該当しません。
12.費用負担、研究資金などについて
患者さんが費用をご負担されることはございません。
本研究は、北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)の研究費にて実施します。
13.知的財産権の帰属について
知的財産権は、北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)に帰属します。
14.研究組織
北海道医療大学薬学部実務薬学講座(病院薬学)
15.研究担当者と連絡先
北海道医療大学病院 薬剤部   担当:岩尾 一生(薬剤師)
電話番号:011-778-7575
研究課題名
歯科医療従事者(北海道医療大学病院)における肝炎ウイルスの感染経路に関する動画視聴後のアンケート調査
倫理委員会受付番号
第2022_007号
所属(診療科等)
北海道医療大学 歯学部 口腔機能修復・再建学系 高度先進補綴学分野
研究責任者(職名)
舞田健夫(教授)
研究期間
北海道医療大学予防医療科学センター倫理審査委員会承認日から2022年12月31日まで
研究の目的と意義
 B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気で、現在わが国では約130万人のB型肝炎感染患者と,約200万人のC型肝炎感染患者がいると推定されています。これらの肝炎ウイルスに長期間感染すると、重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。以前は重い副作用のある注射の治療が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり進行を遅らせたりすることができるようになりました。
 B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎に感染している患者の大半は自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか感染しているかどうかを診断することができません。特に医療従事者は患者の血液や唾液などの体液に接触する機会が多く、患者自身が肝炎ウイルスに感染していることを知らない場合があります。 B型肝炎ウイルスに対しては医療従事者へのワクチン接種により感染をほぼ防御することができますが、C型肝炎ウイルスに対するワクチンは現状まだ開発中の段階です。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種しても、経年的に抗体価が減弱する場合や、抗体が産生されない場合もあるため、定期的なB型肝炎マーカーを測定してモニタリングをすることが重要になっています。
 歯科医療従事者においては、診療時に普段から患者の体液に曝されており、歯科治療器具による針刺し等の医療事故も多いです。一方肝炎ウイルスに関する知識は前述の日進月歩で進んでいるため、歯科医療従事者が最新の知識を得る機会も少ないことが予想されます。
 そこで本研究では,一般市民を対象として作成された動画「肝炎ウイルスの感染経路について」を歯科医療従事者に視聴していただき、その内容についてのアンケート調査をしてもらうことが目的です。この調査結果を元に、歯科医療従事者に対する肝炎ウイルスに関する学習ツールとして、eラーニングを今後作成いたします。
研究内容
・対象となる方
 北海道医療大学予防医療科学センター倫理審査委員会承認日から2022年12月31日までの間に北海道医療大学病院で勤務する歯科医療従事者(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士等)を対象にしています。

・利用する情報
 Google formで回答していただいたアンケート調査より得られた結果を情報として扱います。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,対象となる方を特定できる情報は一切含まれません。 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

・研究方法
 北海道医療大学予防医療科学センター倫理審査委員会承認日から2022年12月31日までの間に、歯科医療従事者はGoogle formで作成したアンケート調査を動画「肝炎ウイルスの感染経路について」を視聴して、その後のアンケート調査に回答してもらいます。アンケート調査結果を集積して各選択肢に対する単純集計、クロス集計等を行い、動画「肝炎ウイルスの感染経路について」に対する理解度を推定します。
問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
本臨床研究を行った方でアンケート調査結果を提供したくない方は下記までご連絡ください。
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 歯学部 口腔機能修復・再建学系 高度先進補綴学分野
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:011-(778)-7558 (歯科受付)
FAX:011-(770)- 5034(病院事務課)     または 011-778-7985(地域連携室)
研究課題名
歯科医療従事者(北海道医療大学歯学部同窓生)における肝炎ウイルスの感染経路に関する動画視聴後のアンケート調査
倫理委員会受付番号
第2022_008号
所属(診療科等)
北海道医療大学 歯学部 口腔機能修復・再建学系 高度先進補綴学分野
研究責任者(職名)
舞田健夫(教授)
研究期間
北海道医療大学予防医療科学センター倫理審査委員会承認日から2022年12月31日まで
研究の目的と意義
 B型肝炎とC型肝炎は血液や唾液を介して感染するB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスが肝臓を侵す病気で、現在わが国では約130万人のB型肝炎感染患者と,約200万人のC型肝炎感染患者がいると推定されています。これらの肝炎ウイルスに長期間感染すると、重い肝臓病(肝硬変)や肝臓癌になって命の危険を脅かします。以前は重い副作用のある注射の治療が主流でしたが,現在は飲み薬を定期的に飲むことによって,肝炎が治癒したり進行を遅らせたりすることができるようになりました。
 B型肝炎とC型肝炎の大きな問題点として,これらの肝炎に感染している患者の大半は自覚症状がほとんどないことから,血液検査でしか感染しているかどうかを診断することができません。特に医療従事者は患者の血液や唾液などの体液に接触する機会が多く、患者自身が肝炎ウイルスに感染していることを知らない場合があります。 B型肝炎ウイルスに対しては医療従事者へのワクチン接種により感染をほぼ防御することができますが、C型肝炎ウイルスに対するワクチンは現状まだ開発中の段階です。さらにB型肝炎ウイルスワクチンを接種しても、経年的に抗体価が減弱する場合や、抗体が産生されない場合もあるため、定期的なB型肝炎マーカーを測定してモニタリングをすることが重要になっています。
 歯科医療従事者においては、診療時に普段から患者の体液に曝されており、歯科治療器具による針刺し等の医療事故も多いです。一方肝炎ウイルスに関する知識は前述の日進月歩で進んでいるため、歯科医療従事者が最新の知識を得る機会も少ないことが予想されます。
 そこで本研究では,一般市民を対象として作成された動画「肝炎ウイルスの感染経路について」を歯科医療従事者に視聴していただき、その内容についてのアンケート調査をしてもらうことが目的です。この調査結果を元に、歯科医療従事者に対する肝炎ウイルスに関する学習ツールとして、eラーニングを今後作成いたします。
研究内容
・対象となる方
 北海道医療大学歯学部を卒業した歯科医療従事者を対象にしています。

・利用する情報
 Google formで回答していただいたアンケート調査より得られた結果を情報として扱います。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,対象となる方を特定できる情報は一切含まれません。 本研究で利用する情報について詳細をお知りになりたい場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

・研究方法
 北海道医療大学予防医療科学センター倫理審査委員会承認日から2022年12月31日までの間に、歯科医療従事者はGoogle formで作成したアンケート調査を動画「肝炎ウイルスの感染経路について」を視聴して、その後のアンケート調査に回答してもらいます。アンケート調査結果を集積して各選択肢に対する単純集計、クロス集計等を行い、動画「肝炎ウイルスの感染経路について」に対する理解度を推定します。
問い合わせ・
苦情等の相談窓口(連絡先)
本臨床研究を行った方でアンケート調査結果を提供したくない方は下記までご連絡ください。
氏名 河野 豊(医師)
北海道医療大学病院 歯学部 口腔機能修復・再建学系 高度先進補綴学分野
住所:〒002-8072 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
電話:011-(778)-7558 (歯科受付)
FAX:011-(770)- 5034(病院事務課)     または 011-778-7985(地域連携室)
研究課題名
Dental anomaly(歯の異常)を有する患者の矯正治療に関する観察研究
倫理委員会受付番号
第2022_011号
所属(診療科等)
北海道医療大学歯学部 歯科矯正学分野
研究責任者(職名)
飯嶋雅弘(教授)
研究期間
2006年4月から2024年3月までに受診された患者さまの情報を調査対象とする。
研究の目的
診療に用いるエックス線写真や歯列模型の分析に加え、アンケート調査を実施する。歯の異常を有する不正咬合の多様性や難易度を把握し、標準的な治療体系の構築を目指す。
研究の方法

● 対象となる患者さま
上記期間内に北海道医療大学病院の矯正歯科を受診された方

● 利用する情報
治療開始前および治療終了時の口腔内写真、エックス線写真、および歯列模型を利用する。診療情報としては性別、年齢、治療内容などを使用する。患者さんに対するアンケート調査を実施する。

資料/情報の他の研究機関への提供および提供方法
研究成果の取得に際し、他の研究機関との共同研究が必要な場合には、他の研究機関に供与され分析されることがある
個人情報の取り扱い
利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除致します。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者さまを特定できる個人情報は利用しません。
本研究の資金源(利益相反)
本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
お問い合わせ先
北海道医療大学歯学部 歯科矯正学分野
電話:0133-23-3041
メールアドレス:iijima@hoku-iryo-u.ac.jp
担当者:飯嶋 雅弘
研究課題名
在宅歯科診療所における患者特性と多職種連携に関する実態調査
倫理委員会受付番号
第2022_015号
所属(診療科名)
北海道医療大学在宅歯科診療所 所長
研究代表者(職名)
金本 路(歯科医師)
研究の目的及び意義
 本学では、2015年12月、在宅ケアならびに多職種連携教育の拠点とすることを目的に北海道医療大学地域包括ケアセンターを設置、2016年2月、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションを開設し、2019年5 月にはさらなる有機的な連携を目的に北海道医療大学在宅歯科診療所(以下、在宅歯科診療所)を同センター内に開設しました。
 本研究では、開設当初から2022年12月までに歯科訪問診療を実施したすべての患者さんを対象とし、診療録をもとに患者総数、基礎疾患、診療件数、口腔機能評価、多職種との連携実績等について後ろ向き調査を行い、得られた結果から、在宅歯科診療所での患者さんの特性や地域のニーズを把握し、今後必要な取り組みについて検討します。
研究方法
● 対象となる患者さん
2019年5月~2022年12月までの期間に歯科訪問診療を実施したすべての患者さん

● 利用する情報
次の14項目の情報を診療記録(カルテ)より収集する。
年齢、性別、口腔に関する主訴、基礎疾患、要介護度、服薬状況、申込者、介入しているその他の職種、同居の介護者の有無、訪問回数、現在歯数、義歯使用の有無、口腔機能評価、訪問理由。本研究の結果を学会や論文で発表する際には,患者さんを特定できる情報は一切含まれません。またこれらの情報は、特定の個人を識別することができないよう加工した情報として扱います。
研究への参加と撤回について
こちらの掲示をご覧になり、診療情報データの利用について同意されない場合は、下記の研究担当者までご連絡ください。なお、同意を撤回する際、既に研究成果が論文などで公表されていた場合や、データが集約されて特定できない場合等撤回できないこともありますので、ご承知おきください。
この研究に関する情報提供について
研究の成果を学会や学術論文等で発表する場合があります。
また、新たな臨床研究の資料とすることがあります。
お問い合わせ先
北海道医療大学在宅歯科診療所 担当:金本 路
電話 011-788-2761
FAX 011-788-5580
研究課題名
眼疾患における脂質代謝の研究
倫理委員会受付番号
第2022-017号
研究代表者名・所属
北海道医療大学病院 眼科 平岡 美紀
研究の目的
 この研究は、研究用に保管された検体を用いて行います。このような研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年文部科学省)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の問い合わせ先へご照会ください。

 北海道医療大学病院の眼科では、北海道大学病院と共同で、眼の病気と脂質代謝の関連を研究しています。今回の研究では、それぞれの眼の病気について眼内液(前房水や硝子体液)と血液を比較することで、その病気と脂質の関係について明らかにすることを目的としています。
 本研究は、北海道医療大学予防医療科学センター倫理委員会での専門家による審査を経て承認されています。
研究の方法
● 対象となる患者さん
北海道大学病院眼科において、2011年1月1日から2021年8月31日の間に硝子体手術を受け、研究目的で試料を保管した眼疾患のある方で20歳以上の患者様

● 利用する検体・カルテ情報
検体:血液、前房水、硝子体液
カルテ情報:診断名、年齢、性別、眼所見、治療経過
研究実施期間
実施許可日~2025年3月31日
研究の実施体制
この研究は、以下の体制で実施します。
研究実施場所: 北海道医療大学 予防医療科学センター 眼科
研究代表者: 北海道医療大学 予防医療科学センター 眼科 平岡美紀
研究協力者: 北海道大学病院 眼科 南場研一

この研究について、研究計画や関係する資料、ご自身に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。
研究に利用する患者さんの情報に関しては、お名前、住所など、患者さん個人を特定できる情報は削除して管理いたします。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる情報は削除して利用いたします。

*上記の研究に検体や情報を利用することをご了解いただけない場合は以下にご連絡ください。
連絡先・相談窓口
● 北海道札幌市北区あいの里2条5丁目
北海道医療大学病院眼科   担当医師 平岡 美紀
電話 011-778-7575   FAX 011-778-7985

● 北海道札幌市北区北14条西5丁目
北海道大学病院眼科   担当医師 南場 研一
電話 011-706-5944   FAX 011-706-5948 
研究課題名
後天性の血友病を含む出血性疾患のゲノム解析を含まない調査研究 (Ver.1)
倫理委員会受付番号
第2024_004号
研究代表者名・所属
北海道医療大学病院 内科/予防医療科学センター・准教授 大村一将
研究の目的
本研究では、「後天性の血友病を含む出血性疾患のゲノム解析を含まない調査研究 (Ver.1)」(鹿児島大学での一括審査による承認)において収集された患者血液を使用し、凝固第VIII (8)因子欠乏症、第V (5)因子欠乏症などの出血性疾患で検出される抗凝固因子自己抗体がループスアンチコアグラント(LA)活性を有するかどうかを調べる。LA陽性患者においては、抗凝固第VIII (8)因子抗体(FVIII-INH)は検出されないがベセスダ法を用いた検査においてはしばしば力価が検出されることが知られている。一方で逆にFVIII-INH等の抗凝固因子自己抗体がLA活性を有するかどうかは明らかになっていない。実際に臨床上の問題として、FVIII-INHとLAが同時に検出されることがあり、FVIII-INHの存在による見かけ上のLA活性なのかLAが真に存在するかどうかはその後の治療方法にも影響を及ぼす。またFVIII-INH以外の自己抗体についても既報はなく、この研究では、後天性出血症で検出される自己抗体がLA活性を有するかどうかを明らかにすることを目的とする。
研究の方法
検体を用いる探索的研究
主要評価項目:臨床検査データにおいて、凝固第VIII因子、第XIII因子、第V因子、第X因子やvWFに対する自己抗体を有する検体からIgGを精製し、それがLA活性を有するかどうかを検討する。

研究機関:
総研究機関:研究実施許可日 ~ 2026年 3月 31日 登録機関 :研究実施許可日 ~ 2026年 3月 31日
個人情報等の取り扱い
本研究で得られた個人情報について、氏名・生年月日などの直接個人を特定できる情報は、データを収集した時点で、特定の研究対象者を識別することができないよう匿名化して研究用IDを設定する。研究用IDを設定する際に対応表を作成し、研究責任者および研究分担者が対応表を含めた情報について、北海道医療大学病院 教員室内にある鍵付きの保管庫にて、厳重に保管する。対応表を含む個人情報を処理するコンピューターは、ウイルス対策ソフト等が最新の状態にアップデートされる環境で使用管理する。北海道医療大学における個人情報管理責任者は予防医療科学センター准教授大村一将とする。
連絡・相談窓口
日本凝固制御因子測定標準化ワーキンググループ
金沢大学医薬保健研究域保健学系病態検査学 076-265-2500
北海道医療大学予防医療科学センター 准教授 大村一将 011-778-7575
研究課題名
プロテインS測定の標準化に関する研究
倫理委員会受付番号
第2024_009号
研究代表者名・所属
北海道医療大学病院 内科/予防医療科学センター 大村一将
研究の目的
①PS活性測定を標準化することを目的とし、多施設共同研究により同一のPS標準物質、コントロール血漿などをPS測定標準試薬ならびに各施設での使用試薬で測定し、ハーモナイズを測る。最終的な目的は、標準化されたPS活性測定法を用いて、
②標準化されたPS活性測定法を用いて健常成人におけるPS活性の基準範囲を設定する。
③PS欠乏症患者のPS活性を標準化された方法で測定し、疾患の臨床判断値を設定する。
研究の方法
下記PDF文書に記載。
個人情報等の取り扱い
①研究対象者の情報から統計解析する際は、匿名化とする。対応表は作成しない。検査結果は匿名化としてデータ処理を行う。
②データを管理するPCは、外部ネットワークLANに接続しない。データ管理用PCアクセス権は個人情報管理責任者とする。紙ベースのデータは施錠された机に保管し、漏洩・盗難・紛失等が起こらないように厳重に管理する。
③管理場所は、検体管理は北海道医療大学病院および歯科クリニックとする。
④個人情報管理者は大村一将(予防医療科学センター准教授)とする。
⑤学会などで研究結果を公表する際には個人が特定できないように配慮し,匿名性を守る。
⑥研究責任者は、資料やデータ(測定結果の報告書)は研究終了もしくは中止したとき又は研究に基づく論文等が公表されたときのいずれか遅い時期から5年間保存し、その後廃棄する。また、研究の実施に係わる重要な文書(申請書類の控え、同意書、その他データの信頼性を保証するのに必要な書類または記録等)を研究の中止または終了後5年経過した日までの間保存し、その後は個人情報に注意して廃棄する。
連絡・相談窓口
日本凝固制御因子測定標準化ワーキンググループ
金沢大学医薬保健研究域保健学系病態検査学 076-265-2500
北海道医療大学予防医療科学センター 准教授 大村一将 011-778-7575
文書ダウンロード
第 2024_009号 臨床研究(PDF)
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