歯科

診療スタッフ

歯科部長 舞田 健夫

歯の外傷

つかまり立ちや歩行運動を学習する1才〜2才のころは、身体の円滑な動作や反射経路が十分発達していないために転倒しても手で支えられず顔面を強打しやすい時期です。さらに学童期に入る頃は、遊びやスポーツに熱中するなどして外傷が多くなる時期です。

歯を打った時は、歯が欠ける、折れる、ぐらつくなどの症状や歯肉、唇からの出血を確認しすぐに歯科医院に電話して、なるべく早く受診してください。受傷状態によって処置が異なりますが、一般に来院までの時間が、処置や予後に大きく影響します。また歯が抜け落ちてしまったときは、乾燥させないことが重要です。受診するまでは、歯に土などが付いている場合は軽く水洗いし、牛乳やスポーツ飲料水で保存してください。30分以内に元の位置に戻して固定処置を行えば、予後も比較的良い結果が得られています。受傷した歯は、数か月後に変色したり痛みが出ることもあるため定期検診が必要です。また乳歯の外傷では、後継永久歯の発育や萌出に影響がある場合もあり、萌出終了まで長期間にわたり経過観察を行っていく必要があります。いずれにしても歯をぶつけるような怪我をした場合は、迅速な処置が大切です。

また、外傷後の歯の変色は、外傷発生時の診断とその後の処置によって経過が大きく変わります。歯の神経が死ぬことによって変色した場合でも、残っている部分が多いときには、ホワイトニングによる処置で変色を回復することができる場合があります。怪我で歯の色が変わってしまった場合、早めにご相談ください。

ホワイトニング(自費診療)

ホワイトニングとは、簡単にいうと歯を白くすることです。食品に含まれる色素が歯の表面に付着したり加齢により徐々に歯の色調が濃くなってきます。また、肌や髪の色が遺伝するように、歯の色も遺伝します。

ホワイトニングは大半の場合、歯を削らない・麻酔をしない・痛みが無いというのがメリットで、ホワイトニング専用薬剤から発生した成分が活性化され、歯のエナメル質に入ってゆき、着色成分を分解して無色化することで歯が白くなります。この時無色化されるのは、歯の中にある着色物質で、差し歯やむし歯治療に使われるつめ物などは白くなりません。

接客業の方やブライダルエステとしてだけではなく、歯の色に悩んでいる方は一度ご相談ください。