高次脳機能障害とは、脳の病気による言語・認知・行為・記憶・思考・感情などの障害のことです。もの忘れに代表されるような、認知症による諸症状も含まれます。これらの障害の診断と治療のための外来です。週2回完全予約制ですので、必ず事前にお問い合わせください。
高次脳機能障害の原因は、血管障害、神経細胞の減少する疾患(変性疾患)、外傷、中毒、脳炎等、大脳にダメージを与える疾患全てです。以下のような障害(症状)があります。
失語 | :言葉を理解できない、うまく話せない |
失行 | :左右の手が意思通りに動かない。 |
失認 | :目が悪いわけではないのに、見たものが何かわからない、 耳が聞こえにくわけではないのに聞いた音がわからない |
空間認知障害 | :左空間、あるいは右空間への注意がおろそかになって、 半側の空間にあるものについて気付きにくい |
健忘 | :見聞きしたこと、作業したことを忘れる |
知識の喪失 (意味記憶の障害) |
:ものごとの知識を忘れる |
遂行機能障害 | :複数の作業からなる一連のまとまった行動がうまくできない (例:銀行でお金をおろす、料理をするなど) |
人格変化 | :人柄が変わってしまう |
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TEL. 011-778-7575 (代表)医師中川 賀嗣(なかがわ よしつぐ)